スーツのお台場仕立てとは?オーダーする前に知っておきたいメリットを紹介
皆様こんにちは!
オーダースーツサロンことりやです。
今回ご紹介するオプションは“お台場仕立て”です。当店でも、人気のオプションです!
今日は“お台場仕立て”がどのような仕立てなのか解説していきます!
気になる方は是非最後まで読んでくださいね。
スーツのお台場仕立てとは?わかりやすく解説
お台場仕立てとは?
『お台場仕立て』とはスーツの内ポケットを生地で囲う仕様の事です。昔のスーツの裏地には耐久性に問題を抱えていました。裏地の張り替え作業の際に当時の職人が、内ポケットをほどかず手間をかけずに修理できるよう考えられた仕立てなのです。
お台場仕立ての発祥と歴史
お台場と聞くと、東京のお台場が発祥地かな?と思う方もいらっしゃると思いますが、全くの別物なのです!!スーツ発祥地のイギリスは芯地がしっかりしていますが、イタリアのスーツでは生地や芯地が柔らかく、裏地の強度が落ちてしまうことからイタリアで広く使われているようです。
そして日本で『お台場仕立て』と名付けられたのは、大砲の台場に形が似ていたことが名前の由来です。
『お台場仕立て』には裏地が大きく関係してきます。昔は、裏地は汚れたら取り替えるまで着用するのが主流でした。内ポケットから作り直し張り替えるだけでもとても大変な作業で、また表地を多く使用することから、昔は高級な仕立てのスーツとされていました。
3種類の台場仕立てをご紹介
三角台場(剣先台場、ペン台場)
剣先台場やペン台場と呼ばれている『三角台場』とは、内ポケット口のまわりにだけ表生地を用いる切り台場仕立てとなっています。スッキリと洗練された印象になります。
本台場
『本台場』とは、内ポケットのまわりを表地で丸く囲った仕様です。表地を沢山使用することから、数ある台場の種類の中でも一番高級な仕立てとされています。三角台場に対し、曲線を描く本台場は柔らかく、優しい印象になります。
角台場
『角台場』とは、側の胸ポケットと名刺入れのまわりを表生地で囲い、角になっています。本台場仕立ての簡易バージョンのような仕様です。また、角というだけありスッキリとした印象になります。
ちなみに通常のお仕立てだと画像のようになります。
表地と裏地の境目がまっすぐになっています。
お台場仕立てのメリット・デメリット
メリット
見返しを脇下までつなげることから、芯地がズレるのを防止したり型崩れを起こしにくくしてくれます。また、バストの立体感が出るので見た目の高級感も出るのが最大のメリットです◎
デメリット
お台場仕立てに関しては大きなデメリットはありません。昔に比べて、現在使用されている裏地は耐久性がありますので裏地を取り替えることもないでしょう。ひとつ言えるとしたら、オーダースーツとなるとオプション料金が加算されますので予算オーバーになることがあるかもしれません。
お台場仕立てがおすすめな人
デメリットでもご説明させて頂いた通り、現在使用されている裏地は耐久性がありますが、『お台場仕立て』にはちゃんとした役割があるのです!
例えば、イタリア生地などの軽い生地でオーダーされる方、型崩れを防ぎたい方、本格志向の方に『お台場仕立て』のオプションをつけることをおすすめします◎
まとめ
今回は『お台場仕立て』についてご紹介させて頂きました。
様々な種類の『お台場仕立て』がありましたね!
釦や裏地をなどの一目でわかるオプションではないですが、
気になる方は是非、カスタムしてみてくださいね。
また、当店は¥3,300~気になる方は是非ともご相談ください!
当店では「わがまま叶う」をコンセプトに、丁寧にヒアリングしながらオーダースーツを仕立てています。
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オーダースーツサロンKotoriya
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それでは、最後までご覧いただきありがとうございました!