ワイシャツの素材はどう選ぶ?素材や織り方の違いを解説!
こんにちは!
オーダースーツサロンことりやです。
当店ではスーツだけではなくワイシャツもオーダーして頂けます!
今回はワイシャツの素材についてご紹介いたします!
代表的な3種類のワイシャツ生地
綿(コットン)
綿素材は、下着などにも使われるように肌に優しい点はやはり天然素材が勝ります。
通気性がよく夏場は涼しく、冬場は温かくなり天然素材の着心地の良さは大きなメリットですよね◎
【メリット】
・高い吸湿性がある
・通気性に優れている
・柔らかく自然な風合い
・肌に優しく触り心地が良い
【デメリット】
・縮みやすい
・シワになりやすい
・黄ばみやすい
・乾きにくい
麻
麻素材は、天然素材なのに耐久性が高かったり、通気性があることから日本では夏に多く使われる素材となっています。ただし、綿素材以上に縮みやすいのが難点で硬めの素材なので、肌が弱い方には着心地が悪く感じてしまう方もいらっしゃるかもしれません。
【メリット】
・天然素材のわりに耐久性が高い
・通気性が良く蒸れにくい
・乾きやすい
【デメリット】
・シワになりすい
・やや硬めの素材
・伸縮性に欠けている
ポリエステル
ポリエステルは、シワになりづらく非常にお手入れしやすいので、コストパフォーマンスの高い素材とも言えます。洗い方の注意点としては、摩擦で毛玉ができやすいので洗濯ネットに入れて洗うなどの工夫が必要です。
【メリット】
・耐久性がある
・防シワ性に優れている
・速乾性がある
・コストパフォーマンスに優れている
【デメリット】
・静電気が起きやすい
・毛玉ができやすい
・汚れが移りやすい
・自然な風合いが出にくい
ワイシャツ生地の織り方が印象を変える|着用シーン別おすすめは?
オックスフォード
オックスフォードとは、綾織りと呼ばれる織り方で作られています。
※綾織とは経糸が2~3本の緯糸の上を通った後、1本の緯糸の下を通過することを繰り返す織り方です。このような織り方だと、出来上がった生地の模様に斜め線が入ったように見えます。この織り目により、生地に軽い質感と耐久性があります。また糸の太さは太すぎない為、通気性があり涼しく快適な着心地が魅力です。
ドビー
ドビーとは、特徴的な柄やテクスチャを持つ織り方です。この織り方は、織り目に小さな模様や織り柄を作り出すため、生地に豊かなデザインを与えます。こちらも基本的に綿素材が使用されますが、ポリエステル混紡の生地でも織られることがあります。
織り目が複雑であるため、しっかりとした質感と耐久性を持ち通気性があります。また、個性的な色柄が豊富なので、個性を出したい方にもおすすめです。
ツイル
ツイルとは、斜めに交差する糸によって作られる織り方であり、特徴的な斜めの織り目を持ちます。この織り方により、ツイル生地は強度があり耐久性に優れており、密度の高い織り目が特徴です。
そのため、比較的重みがあり季節に応じて異なる厚みや重さの種類があります。また、密度の高いことから保温性があり、寒い季節には温かく着用することができます。
ブロード
ブロードとは、縦糸と横糸が等間隔に交差する平織りの織り方です。この織り方により、ブロード生地はしっかりとした質感と柔らかさを持ち、滑らかな表面を特徴としています。
※平織りとは縦糸と横糸が交差する際に、縦糸が交互に上下に通り抜ける形で織られます。この方法により、織り目が直線的でシンプルな構造となります。
糸の太さはやや細めで通気性があり、涼しく快適な着心地を提供することができます。
ヘリンボーン
ヘリンボーンとは、斜めの織り方で織り目が「V」字や「Z」字の形を作り出します。この独特な織り方により、生地には斜めの線が交差し魚の骨のような模様が現れます。
この織り方により、強度があり耐久性に優れています。また、織り目の模様によって、他の織り方よりもしっかりとした厚みを持ちます。上品で洗練された雰囲気を演出してくれます。
シャンブレー
シャンブレーとは、綿やリネンを使用した軽くて柔らかい生地で、平織りの織り方を特徴としています。一般的には単色または微細なストライプやチェック柄が多く提供されています。
また生地は柔らかくやや起毛した質感があることにより、肌触りが柔らかく着心地が非常に快適です。
シアサッカー
シアサッカーとは、綿を主成分とした軽くて滑らかな生地で密度の高い平織りの織り方を特徴としています。生地の特徴としては、薄手で通気性に優れています。そのため、暖かい季節には涼しく快適に着用することができます。
光沢感があり、シャープな印象になる為、日常使いはもちろんのことフォーマルな場にも適しています。また、柔軟性がありシワになりにくいのでお手入れが簡単です。
フランネル
フランネルとは、綿やウールを主成分とした柔らかく暖かい生地で、起毛加工されているのが特徴です。生地を起毛させることによって、柔らかくふんわりとした手触りを持ちます。一般的に、単色やチェック柄で提供されることが多く、特にチェック柄が人気がありカジュアルなスタイルにおすすめです。
また、厚手で重みがあるので保温性に優れているので、寒い季節に適しています。
コーデュロイ
コーデュロイとは、綿やポリエステルなどの素材で作られた生地です。縦にリブ(溝)があることで、触り心地が柔らかく、ふっくらとした質感を持っています。
一般的には秋冬に着用されることが多いですが、厚手のものから薄手のものまでさまざまな厚さのバリエーションがあります。
また、通常のYシャツよりもカジュアルな雰囲気を与えます。縦の起毛によって空気が含みやすくなる為、秋冬の季節には暖かく快適に着用して頂けます。
糸の違いが仕上がりを決める
ワイシャツと番手について
ワイシャツに使われる生地の番手は約40番~80番程度の範囲が一般的です。
これは、糸の太さが中くらいであることを意味します。中程度の番手の糸を使用することで、生地は強度と耐久性を持ち、柔らかさや快適さも兼ね揃えてくれます。
単糸と双糸の違いとは?
単糸は、織り方において1本の糸が使われており、表面には糸の単独の線が見えます。糸が一本であるため、表面に細かな線状の模様が出ます。スッキリとした軽やかな印象を与えてくれます。
一方、双糸は2本の糸が撚り合わされており、1つの糸として扱われます。双糸は2本の糸が組み合わさることで、より強度や耐久性が増し、織り目も密になります。このため、双糸の生地は長期間の使用にも向いています。単糸に比べてより光沢感やボリューム感があり、高級感を演出することができます。
まとめ
今回は『ワイシャツの生地』についてご紹介させて頂きました。
ワイシャツの生地や織り方で着用感や、見た目も大きく変わってくるのでどの生地を選ぼうか迷ってしまいますよね…。
ご自身をどのように魅せたいのか、どのような場面で着用するのかを考慮して生地選びの参考にしてみてください◎
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オーダースーツKotoriyaのオーダーワイシャツ
・綿100% ¥9,680込
・綿ポリ ¥7,700込
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当店では「わがまま叶う」をコンセプトに、丁寧にヒアリングしながらオーダースーツを仕立てています。
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それでは、最後までご覧いただきありがとうございました!
また読んでいただけると大変嬉しいです(^^)