ビジネスマン必見!プロが教える夏スーツの選び方と着こなしのコツ

こんにちは。

オーダースーツサロンKotoriyaです。

いつも当店のブログを読んでくださり

ありがとうございます!

今回のテーマは、夏スーツの選び方や着こなしについて

お伝えしようと思います✨

季節外れのテーマではありますが、来年のスーツをオーダーされる際の

参考にしてみてくださいね。

夏用スーツの基礎知識

夏用スーツの着用時期はいつから?

夏用スーツは一般的に暖かい季節になれば着用しても問題ありません。

気温によっての着用方法もありますので、ぜひ参考にしてみてください。

【4月〜6月】

気温が上昇し日中が暖かくなるこの時期に、薄手の夏スーツが適しています。

淡いカラーの生地や麻、リネン、薄手のウールなどの生地のスーツがおすすめです。

朝晩はまだ寒い日も多いと思うのでジャケットは必須ですね。

【6月〜8月】

真夏になると、特に暑い地域では夏スーツが必要です。

さらに通気性の高い素材が重要で涼しく過ごすために工夫されたスーツがおすすめです。

また、汗もかきやすい時期なので洗濯可能なスーツなども良いかもしれません。

クールビズと夏用スーツのマナーについて

夏になると『クールビズ』という言葉を良く耳にしますよね。

クールビズとは、日本で導入された夏季のビジネス服装スタイルで、

エアコンの設定温度を上げて省エネ効果を高めるために提唱されました。

そこで、夏用スーツを着用する上でのビジネスマナーをお伝えします。

①夏用スーツを選ぶ

クールビズの一環として、軽量で通気性のある素材でできた夏用スーツを

選ぶことをおすすめします。

やはり夏用スーツの定番である麻やリネン、薄手のウールなどが一般的です。

その中でも、明るいカラーの生地や薄くて淡いカラーの生地も選択肢として適しています。

②ネクタイをしない

クールビズの一環として、ネクタイを省略しても許容されることが多いです。

ですが会社やビジネス環境によっては、ネクタイ着用が求められることもあります。

会社のガイドラインやマナーに従って、適切なスタイルで仕事を行いましょう。

③シャツと靴

シャツは、通気性の高い薄手のシャツやポロシャツがクールビズに適しています。

ネクタイをせずに着用すると、首元や胸元の肌の露出等に気を付けなければなりません。

また、シューズもビジネスカジュアルな靴やサンダルを検討し、

厚底のビジネスシューズを避けたほうが無難です。

夏のスーツでジャケットの着用は必要?

ビジネス環境によってはジャケットの着用が求められることがあります。

フォーマルな場面や客先訪問、大切な会議などでのジャケットは一般的に必要です。

一方で、カジュアルなビジネス環境では、ジャケットの着用は必須ではないことが多いです。

夏のスーツでジャケットの着用は、状況や必要に応じて着用した方がいいですが

そうでない場合には無理に着用しなくても問題ありません。

夏用スーツの選び方は?

夏スーツの素材選び

麻素材

麻素材は夏用スーツに非常に適しています。

麻は通気性が高く、湿気をよく吸収し速乾性があるため、暑い季節に快適に着用できます。ただし、麻はシワができやすいのでお手入れが必要です。

リネン

リネンも通気性が高く、麻の繊維を原料とした織物です。

麻素材と同様に暑い季節に快適です。リネンの生地は軽量で涼しく、通気性が高いため、暑い日に適しています。

ただし、シワには注意が必要で、維持に注意を払う必要があります。

薄手のウール

薄手のウールは通気性に優れ、暑い季節にも快適に着用できる素材です。特に高品質なウールは通気性があり、シワになりにくいことが特長です。

綿

綿は通気性が高い素材で、軽量で快適です。しかし、綿はシワになりやすいので、スーツの外出前にアイロンが必要かもしれません。

綿のスーツは通気性が高いため、日常のカジュアルなビジネス環境に適しています。

色とデザインで夏用スーツを選ぶ

色やデザインで夏用スーツを選んでみるのもおすすめです。

色:夏用スーツは通常、明るいカラーの生地が好まれます。

明るいカラーは太陽光を反射し、涼しく見えます。

淡い色味は特に涼しげに見えておすすめです。

特にホワイト、淡いブルー、淡いグレー、クリームなどのカラーは

清潔感も増しますし、この時期にしか着れないカラーなのでとてもおすすめです。

デザイン:チェック柄やストライプ柄の生地はカジュアルな雰囲気を持ちつつも、

スタイリッシュな印象を与えることができます。

おしゃれな雰囲気を出すことのできる柄物もおすすめです。

ウォッシャブルなどの機能で選ぶ

夏は、汗をかきやすいのでご自宅で洗えると嬉しいですよね。

そこでおすすめなのは、『ウォッシャブルスーツ』

洗濯機で洗濯可能なスーツで、手入れが比較的簡単です。

ドライクリーニングの必要がないので便利な選択肢として近年人気があります。

中でもポリエステルやナイロン、綿素材などの素材がブレンドされている生地だと

シワになりにくく、洗濯に強いため手入れが簡単です。

ビジネスカジュアルにぴったりな素材感で、

カジュアルに着用できるのもおすすめポイントです。

通気性に優れた夏スーツの選ぶ

夏用スーツには、通気性に優れた素材やデザインが多く使われます。

通気性が高い夏用スーツには、暑い季節に快適さを提供し、涼しく着用できるのが特徴です。

快適に着用できる夏用スーツの特徴をいくつかご紹介します。

自然繊維の使用

麻、リネン、綿などの自然繊維は通気性が高く、湿気を逃がしやすい特徴があります。

これらの素材は涼しく、快適な着用感を提供します。

薄手の生地

薄手で軽量な生地は通気性があり、空気の循環を促進します。

夏用スーツには通気性の高い生地を選び、蒸し暑さを軽減しましょう。

通気性のある裏地や特殊な仕立てのものを選ぶ

スーツの内部に通気性のある裏地やメッシュ素材が使われていると、湿気がこもりにくくなります。

これにより、通気性が向上し、着用中の快適さが増します。

キュプラ素材という天然素材の裏地は、吸湿性・放湿性に優れているので暑い季節にも対応しています。

また、スーツの裏地仕立てを“背抜き”という背中にあたる部分の裏地を省いたり、

アンコン仕立てという芯地を省く仕立てにするとより軽快に着用することができます。

これらの特徴を備えた夏用スーツは、暑い季節においても涼しく、快適な着心地を提供します。

素材やデザインを検討する際に、通気性に優れた特徴に焦点を当てると、より適した夏用スーツを

見つけることができます。

夏用スーツのメンテナンスと保管

夏用スーツの洗い方とアイロンのかけ方

【夏用スーツの洗い方】

1.ケアラベルの確認

スーツにはケアラベルが付いています。

洗濯可能かどうかや洗濯の条件について確認しましょう。

生地や加工によっては、洗濯条件が変わってきますので気を付けましょう。

2.手洗いまたはドライクリーニング

洗濯機が使用できない場合には、手洗いを行うか専用のドライクリーニングサービスを利用します。

3.中性洗剤の使用

中性の液体洗剤を使用し、過度な摩擦や強い漂白剤の使用を避けます。

4.水温の調整

高温の水はスーツの生地に損傷を与える可能性があるので、

洗濯の際は、冷たいかもしくはぬるま湯を使用し熱い水は避けたほうが良いです。

5.優しくすすぐ

洗剤を十分に洗い流し、スーツに残留した洗剤が生地にダメージを与えないように注意し

優しくすすぎましょう。

【夏用スーツのアイロンのかけ方】

1.アイロン台の準備

アイロン台を水平に設置し、適切な高さに調整します。

アイロン台がない場合には、平らで安定したテーブルなどにタオルや薄い布を敷いて

行うと良いです。

2.アイロンの温度設定

スーツの生地に合ったアイロンの温度を調整します。

ウールは低い温度設定(約110〜150度)でアイロンがけが適しています。

リネンは高めの温度(約180度 )でアイロンがけが適しています。

リネンは比較的高温に対応できる素材です。

3.アイロンクロスの使用

スーツの生地に直接アイロンをかけないように、アイロンクロスや薄手の布をかぶせます。

これにより生地を守ることができます。

4.湿らせた布でスチーム

頑固なシワには、濡れた布を使ってアイロンで温めて

スチームを発生させながらシワを伸ばすことができます。

また、スチームアイロンを使用することもおすすめです。

5.ボタンの外し

ボタンを外し、ポケットを開けてからアイロンをかけることで、スーツ全体に均等に熱を加えます。

6.軽い圧力でアイロン

アイロンはスーツの生地に軽く圧力をかけながら、シワを伸ばします。

特に襟や袖口、ポケットなどの細やかなディテールに注意を払います。

肩→袖→前身頃→襟→後身頃の順番でアイロンがけしていき、

襟は裏からアイロンをかけることがポイントです。

7.定期的な点検

アイロンがけの途中や終了後にスーツの生地を確認し、ダメージや変色がないかを確認します。

これらの手順を守ることで、夏スーツを効果的に洗濯ができ

アイロンをかけ、綺麗な状態を維持することができます。

汗や汚れを防ぐメンテナンス方法

夏用スーツの汗や汚れを防ぐためのメンテナンス方法はいくつかありますのでご紹介いたします。

①アンダーシャツの着用

気温の高い夏季には、通気性が高く速乾性のある素材のアンダーシャツを着用することで、

汗を吸収し、スーツの外側に汗が染み込むのを防ぎます。

アンダーシャツは襟元や脇の下に制汗剤を使って汗ジミを予防することもできます。

②脱ぎ着時の清潔な状態を保つ

スーツを着脱する前に手を洗いなるべく清潔な状態にし、汗や皮脂の付着を最小限に抑えます。

 

通気性の高い生地を選ぶ

通気性の高い生地(麻、リネン、薄手のウールなど)を選ぶことで、涼しく着用できますし

汗を逃がしやすくしてくれます。

また、汚れがつきにくく、通気性があるため快適に着用できます。

これらの方法を組み合わせて実践することで、夏用スーツの汗や汚れから守ることができます。

長持ちさせるための保管方法

夏用スーツを長持ちさせるためには、適切な保管が重要です。

①通気性のある袋やハンガーを使用する

夏用スーツを通気性のあるガーメントバッグに収納するか、

通気性のあるハンガーに掛けることで、湿気や臭いを防ぎます。

通気性がある収納方法は、カビやシミの発生を防ぎスーツの生地を清潔な状態に保ちます。

②適切な場所に収納する

夏用スーツは直射日光や高温、湿気の影響を受けやすいため、これらの条件から遠ざける場所に保管しましょう。クローゼットやクールで湿度が安定した場所が最適です。

③季節ごとのローテーション

季節が変わる際に、スーツをローテーションさせて着用頻度を均等に分散させましょう。同じスーツを頻繁に着用すると劣化が進みやすくなりますが、ローテーションを行うことで長寿命化が期待できます。

これらの保管方法を実践することで、夏用スーツの品質や状態を維持し、次の季節にも美しい状態で着用できるようになります。

まとめ

今回は『夏スーツの選び方』について解説させて頂きました。

気温が低くなってきて真逆の季節のお話ではありますが、

来年の夏の時期にスーツを購入する際には、是非参考にしてみてください!

現在店内では、秋冬生地が並んでおりますが3月上旬頃になると春夏生地が入荷します。

是非暖かくなったら夏スーツのご相談させてください😊

当店では「わがまま叶う」をコンセプトに、丁寧にヒアリングしながらオーダースーツを仕立てています。

・結婚式のためのスーツが欲しい

・一生に一度の成人式にかっこいいスーツを着たい

・昇進した記念に少し背伸びをしたスーツを新調したい

このような方は、是非下記よりお問い合わせくださいませ。

オーダースーツサロンKotoriya

〒950-0088 新潟県新潟市中央区万代3丁目4−36

TEL:080-4679-4129

それでは、最後までご覧いただきありがとうございました!

また読んでいただけると大変嬉しいです(^^)